USJCは、有害物質およびCOD、窒素、リンを含む排水の放流による水域環境の負荷低減を図るため、高度処理技術を採用した水処理システムを導入し、適切な運転管理によって、環境負荷低減に努めています。 また、放流水の水質監視と生物多様性保全を目的として、放流水での「めだか」の飼育を行っています。「めだか」は、監視を始めた翌年の2012年度より、放流水の監視水槽内で世代交代を繰り返しており、監視水槽で繁殖した「めだか」は地域貢献として地元小学校に提供し、理科教材に活用していただいております。

その他の安心・安全な取り組みとして、法規に従った定期環境分析を行い、規制順守を確認しています。 また、安全リスク対策として、パートナー会社様との安全推進連絡会を毎年開催しております。引き続き、パートナー会社様とともに、安心・安全な工場として皆様の期待にお応えしてまいります。

水質監視とめだかの飼育

化学物質含有規制への取り組み

USJCは、各国の製品含有化学物質規制への適切な対応に取り組み、お客様の要求に対して、対象化学物質の不使用証明書を発行する体制を構築しております。
当社では、生態系への悪影響が懸念される難分解性有機フッ素化合物であるPFOSとPFOAについて、PFOSを含む薬品の使用を2009年度に、PFOAを含む薬品の使用を2020年度に完全廃止しています。

有害物質フリー (HSF) 方針

USJCは、有害物質フリー実現のため、設計・開発、調達、製造から出荷までの段階を網羅する管理システムの構築に取り組んでいます。有害物質フリー(HSF)方針を制定し、有害物質の関連法規制およびお客様のご要望を満たす製品を継続して提供いたします。

私たちは、設計開発,量産管理,技術力の向上を通じ、

  • 有害物質の関連法規制、およびお客様のご要求に準拠した半導体デバイスを提供します。
  • 有害物質プロセスマネジメントを組織的、継続的に改善します。
  • 個人の健康と安全、地球環境の保護に貢献します。
有害物質フリー(HSF)方針 

環境に関わる法規制の順守状況

法令順守

USJCは、法規制に対する順守状況を四半期毎に調査・確認する手順を確立し、実行することで順守状況を管理しています。
また、法改正または新規規制動向について日々情報収集を行い、早期対応に努めています。

【順守状況】

  • 環境マネジメントシステムに基づく内部監査の際に順守状況の確認を行い、問題ありませんでした。
  • 2022年は排水、排ガスなどの環境分析において規制値の超過はありませんでした。

環境監査

ISO14001:2015認証

USJCは、株式会社日本環境認証機構(JACO)によるISO14001:2015審査を受け、2019年3月にISO14001:2015の認証を取得し、継続維持しています。
また、当社内で育成した内部監査員によって毎年、環境監査を実施することで、環境マネジメントシステムの維持・改善に努めています。

    認証機関 登録番号 登録日 期限
ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン株式会社 三重工場・本社 JACO EC18J0024 2019/03/27 2025/03/26