調達方針
Strategy
コスト・リーダーシップの強化
UMCグループのリソースを統合し、サプライヤと共に最も競争力のあるサプライチェーンの価値を実現する。
持続可能なサプライチェーン能力の確立
サプライヤの経済的、社会的、環境的パフォーマンス向上に協力し、持続可能な開発への取り組みを推進する。
サプライチェーン内の供給能力の強化
供給源の多様化や現地調達化等サプライヤと協力して対応する。
グリーン・サプライチェーンの構築
循環型経済を形成するため、サプライヤに省エネと炭素削減を奨励する。
環境への配慮
グリーン調達を積極的に実施し、経済効果を追求するとともに、環境に配慮したバランスを考慮する。
紛争鉱物を確実に含まない調達活動
製品およびサプライチェーンに紛争鉱物が含まれていないことを確認する。
持続可能なリスク管理の実施
極端な気候変動がサプライチェーンに与える影響に対応するため、サプライヤのエネルギー資源利用と水資源管理に焦点を当てる。
環境問題への取り組み
廃棄物のリサイクルと再利用を強化し、環境汚染の影響削減に努める。
Commitment
- 企業経営の要は、経済的、環境的、社会的責務を果たすことにあると考えています。これらの責務に対する企業のコミットメントを自主的に強化し、顧客、従業員、サプライヤ、地域社会、その他ステークホルダーへの利益を促進します。
- 火災、地震被害、安全衛生、セキュリティ、環境、労働、人権についてサプライチェーンを監視します。サプライチェーンのリスク管理は競争力でもあるため、会社はサプライチェーンを担うサプライヤのリスクに焦点を当て、必要であればサポートを行います。
- サプライヤに対して、現在の事業運営状況、原材料調達の多様化、サプライヤの生産地域の分散に関する調査・管理を依頼し、極端な気候や深刻な自然災害による資材不足のリスクを軽減します。
- サプライチェーンに対するリスク評価プログラムを構築し、サプライヤのサステナビリティの評価方法を確立する。この方式をリスク評価要素とみなし、納期、品質、財務、事業運営の要素を含むUSJCの調達戦略上の最も重要な参考資料のひとつとします。
- UMCグループは、紛争を助長し、強制労働や人権侵害と関連しているリスクの高い鉱物(金、タンタル、錫、タングステン)に関して、紛争採掘国からの金属を禁止する同意書に署名するか、コンゴ民主共和国(DRC)または中央アフリカからの紛争金属の調達を防止する宣言を提供するよう積極的にサプライヤに要請します。また、サプライヤにも同様の管理方針を推進することを奨励します。
- 知的財産権を尊重・保護し、公正な取引・広告・競争を行います。
- 誠実な業務運営に努め、不正・不当な利益の受領は行いません。
本調達方針をご支援いただくために、UMCグループはサプライヤ様に以下の行動規範の対応をお願いしております。
UMCサプライヤ行動規範(日本語版)